2015年8月7日
地元の人が伝承している「芦ヶ久保の獅子舞」をご覧いただけます!
埼玉県指定無形民俗文化財となっている獅子舞です。この獅子舞は、なんと大雄と雄獅子が一匹の女獅子を奪い合うさまを演じる筋書きであり、クライマックスの『白刃』の演目では、大雄と雄獅子が互いに真剣をくわえて荒々しく舞う勇壮な姿は圧巻です!お誘いあわせの上、ぜひ、お越しください。
●日時8月16日(日)9:00~17:00
●芦ヶ久保白鬚神社(横瀬町大字芦ヶ久保202番地3) 西武秩父線芦ヶ久保駅下車すぐ
(詳細)ササラといわれるこの獅子舞は、宝暦2年(1752)竜源寺に滞在した越後の国魚沼郡妻有十日町の来迎寺の僧、生阿蓮心比丘が、かつて習い覚えた獅子舞を土地の人に伝授したのが始まりといわれ、特に信仰心の強かった村越五右衛門は、率先して江戸から獅子頭を買い入れ、悪魔(疫病)払いの祈願と村人の娯楽にと有志に呼びかけ練習に励み、当初は地内の諏訪神社に奉納していたが、大正の末、境内の広い村社の白鬚神社に移して、この神前で舞われるようになったと伝えられている。この獅子舞は、大雄(たゆう)と雄獅子(おじし)が一匹の女獅子(めじし)を奪い合う様を演じる筋書きで、現在曲目は8庭が伝承されている。