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文化財

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今市の石塔 1基

今市の石塔

宝塔の塔身(軸部)は一般に円柱形であるが、今市の宝塔は四角柱なので四面塔とも呼ばれ、緑泥片岩の組立式で、他に例がみられない。

高さ40.8cm、基檀一辺23.6cmを測り、軸部の正面には種子バク(釈迦如来)と文安2年(1445)乙丑4月の銘、両側2枚には種子ユ(弥勒菩薩)、裏面には種子バクが刻まれている。笠は僅かに勾配をとり、軒反りなどに室町期の特徴を表している。

この宝塔は、白山(ウォーターパーク・シラヤマ)にある通称白山社(白山比咩神社)の神体として、これまで小祠の中に安置されてきた。もとは塔内に経典が納められていたといわれるが現存しない。この地区には横瀬六郎左衛門の屋敷跡が伝承されている。

いつの頃か歯の神様として信仰され、たくさんの割箸が納められていたという。

 

住所
横瀬町大字横瀬1873番地16
指定日・制定日
昭和48年1月31日指定
所有者
町田秀雄
一般公開
公開
公開時期
常時(月曜日・祝日・年末年始は休館)
連絡先
横瀬町歴史民俗資料館
連絡先電話番号
24-9650
その他
レプリカ展示
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