写絵は、現在のスライド映写機のようなもので、享和年間(1801~04)に始められたといわれる。宇根の手法は、語りに説経節を取り入れたのが特徴である。 数台の桐製の風呂(映写機、すでにレンズを使用)を用いて、種板(スライド […]
幕末から明治にかけて秩父では、気楽流や奥山念流の柔術が盛んであった。 気楽流柔術第14代本橋惣五郎満之(1842~1912)は加藤軍司良正に師事し、明治25年(1892)自宅に道場「弘武館」を創設して、嗣子・第十五代萬作 […]
この山車は八阪神社(前出No14)の例大祭の付祭に奉曳されるもので2台あり、1台は万灯の上には波に旭日(太陽)を、もう1台は群雲に月を冠している3層の笠鉾。心柱の高さを誇っていたが、大正12年頃、電線の架線にかかるのを避 […]
この山車は芦ケ久保にあった2台の中の1台で、3層の笠鉾である。かつては旧暦6月15日に森下地区天王山の八坂神社の夏祭り(現在7月21日)で奉曳された。当初は屋台であったが、明治30年頃、心柱を立て笠鉾とした。 屋型の彫刻 […]