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武甲山・持山寺跡登山コース

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武甲山・持山寺跡登山コース

登りと下りで難所があまりないので、登山にきやすいコースです。

コースの紹介

横瀬駅

西武鉄道 西武秩父線の駅。多機能トイレやスロープなどバリアフリー化もされています。

15分(車利用の場合)

横瀬駅
横瀬駅

一の鳥居

観光案内や登山届を入れる為のポストがあり、約30台車が停まる駐車場があります。

横瀬駅から生川まで2時間ほどかかりますので、人数が揃えばタクシーの利用が楽です。 工場群を過ぎると未鋪装と鋪装の道が交互になり、鳥居が見えてきます。

一の鳥居の前から歩き始めます。 しばらく緩やかな道ですが、マス釣り場を過ぎ登山届けのポストがあり、このあたりから急にきつさが増します。ここでペースをあげると後半疲れますので 足慣らしと思ってゆっくり行くのがよいでしょう。

砂防ダムの堰堤脇に立派な石標がありますが、字が薄く見落としてしまいそうです。ここから持山寺跡を経て武甲山と小持山の按部であるシラジクボに抜けることもできます。あまり歩かれないルートですが、 武甲山の周遊コースのバリエーションとして使えそうです。 (シラジクボへの道はこちら)

この登山道では一の鳥居を1丁目、山頂を52丁目とした丁目石がおかれておりペース配分のいい目安となります。(ただし現在は迂回路のため途中から番号が飛んでいます

15分

一の鳥居
一の鳥居

十五丁目

ここでコンクリートの山道が終わり、本格的な山道へ突入します。

15丁目で簡易鋪装(そのまま舗装道路を進むと通行止めとなります。)の道と別れ、植林された杉・桧の林の中を案内板に沿って登山道へと入っていきます。

35分

十五丁目
十五丁目

不動滝

武甲山の斜面を流れてくる不動滝の音は心を和ませてくれます。一休憩するには良い場所です。

18丁目でこの登りで唯一の水場に出会います。 すぐ先には祠が鎮座しており、かつての多くの参拝者もここで休んだことでしょう。 水を補給し一息入れるのによい場所です。

これからしばらくは植林帯から広葉樹の造木林をところどころに見た登りが続きます。

5月頃になると、イチリンソウ、ヒトリシズカ、カタクリなどの花が登山道の脇に可憐に咲いていて展望のない登山者の目を楽しませてくれます。

20分

不動滝
不動滝

大杉

大杉広場に立っている姿は、周りの杉とはちがうその大きさに自然の神秘を感じる事が出来ます。

33丁目で道の中央にどっしりとそびえる巨木に出会います。 樹齢4~500年以上と言われる杉の大木です。 まさに神が宿るようなその荘厳さに、ご神木としての威厳が備わっています。 またここもちょうどよい休憩場所になります。(この杉の木は34、35丁目と合わせて三本杉と呼ばれています)

50分

大杉
大杉

武甲山御嶽神社

御嶽神社の裏側を進んで行くと展望台があり、秩父を一望できます。空気が澄んでいれば浅間山や赤城山なども望めます。

前方に斜面が広がってくると、左右に分かれる案内看板があります。
右は、なだらかな斜面を登っていくコース、左のコースは、木々が切れ展望がよくなるとここからが難所。急な階段が現れ一歩一歩最後の一踏ん張りで登ります。健脚の方はこの左にコースにチャレンジ。階段を上りきると4差路になっていまて、直進は浦山口への下り口、左は小持山への縦走路、右がわずかで御嶽神社が鎮座する頂上です。

コバケイソウの群落の中を歩くと御嶽神社神社の境内に入り、更に裏手から頂上展望台へと出られます。眼下に見える採掘場で小さく走り回る重機がおもちゃのようです。 秩父を一望できるだけでなく、天気がよく空気が澄んでいると都内や浅間山なども望むことができます。

また、神社下にある公衆トイレは女性にはありがたいところです。( 雨水を貯めて使用するトイレのため、節水に心がけていただくとともに水不足の際は、閉鎖することもありますのでご了承ください。)ここでしばし昼食休憩。

今回はここから大持山を経て妻坂峠へと向かいます。

20分

武甲山御嶽神社
武甲山御嶽神社

シラジクボ

秋には斜面に生えた木々が黄色く紅葉しとても綺麗です。シラジクボまでは急坂なので注意が必要です。

シラジクボからは左の細い道を下りていきます。
持山寺跡コースの登山道は狭く崩落しやすい箇所がありますのでお気をつけて下ってください。岩場の斜面では転倒にご注意ください。
杉林の中を20分程度歩くと、案内看板と分岐点があり、分岐を持山寺跡方面へ進むとすぐに平坦な杉林の中に持山寺跡が現れます。(作業用林道※舗装道路は崩落しており通行止めです。大変危険ですので、コースを外れないようご注意ください。)

20分

シラジクボ
シラジクボ

持山寺跡

杉に囲まれた広く平坦な場所にあります。看板にて松平長七郎の入定伝説を読むことができます。

持山寺跡から下って行くと、杉林から林道に出ますが、またすぐ先にある杉林の道へと入って進んで行きます。(作業用林道※舗装道路は崩落しており通行止めです。大変危険ですので、作業用林道には入らず、ハイキングコースをお進みください。)
歩いて行くと九十九折りに下っていく道になります。
しばらく歩いていると簡易舗装した道に戻ってきますので、あとは一の鳥居に向かって下っていきます。

25分

持山寺跡
持山寺跡

一の鳥居

道路側に下りてくるのでまた鳥居をくぐって駐車場に入ります。タクシーなどの公共交通機関をご利用のかたは、お迎えが来るまで一休みです。

妻坂峠からはゆるやかな下りとなりホッとします。 途中には久しぶりの水場もあり、冷たい水で喉を潤します。 やがて林道を超え、一の鳥居のところに戻ってくると今日の長い歩きも終わりとなります。

一の鳥居
一の鳥居

横瀬駅

非常に長いコースでしたがお疲れ様でした。気をつけてお帰り下さい。

横瀬駅
横瀬駅

全体MAP

コース紹介ビデオ

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